たとえば上の計量スプーン、
珈琲豆をだいたい 5g 測れるもので、珈琲淹れるときに使っています。
安城にある生活雑貨のお店で気に入って買ってきたもの。
これって、プレス金型を作って、プレス機で成形して、手で最終仕上げをしてるんだと思います。
これもやっぱり製造業の成すものであるわけですよ。
それを自分が消費者として、お店で手に取って、気に入った対価として購入する。
製造業、販売業、消費者。
この流れをなるべく長くならないようにすれば
製造した人が、購入した人の喜びをもっと感じれるはず。
上もそうですよね、ホッチキスとハサミ。
これだって工作機械で作られた金型から出来上がってるはず。
大好きな珈琲を淹れるための道具たち。
これだって製造業が作った製品たちなんですよね。
そんな当たり前のことが、
この世の中では忘れられている、
もしくは気付かれていないのかも。
これってすごく寂しいことであって
製造業として、最終製品に対する希薄な感情、それはやはり許されないことだと思うんです。
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だから何をどうすればよいのか。
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ちょうど昨日、スタッフの持田とそんな話をしていました。
重くならないように、でもちゃんと深く、真剣に話しを。
もともと消費者と直接関わる業界で営業を行っていた経歴を持つ持田、
彼女がこうやって製造業に足を踏みいれて感じた印象を聞くと
まさに自分がずっとずっと感じていたことにとても近くて
逆にそれは製造業に関わってきた身としては、
何も動けていない ” もどかしさ ” を強く感じたりして。
持田と話している中で、少しずつカタチの見えてきたこと。
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製造する場と、販売する場と、それを生かす場。
その3つをもっと近くに捉えて、3つの場を極端に集中させたりしたら
きっとそれぞれが、それぞれに対して、新たな理解・発想が生まれるんじゃないのかな。
去年、今年とお邪魔させてもらった、新潟県の燕市・三条市ではそれが実践されていたわけで。
だとしたら、自動車関連一辺倒であるこの愛知県で
小さなことからのスタートでも良いから動き出す、
それがもちろん自分が満足できる形にしたいし、次の世代の人たちに魅力だと思ってもらいたい。
単純に自社製品を作って、販売する。
それでは自分の思っている形にはならない気がしてます。
もちろん自社製品を製造することはその中の手段にはなると思うけれど
そこが目的ではないよな、と思います。
製造、販売、生活、それらをすべて繋げないと。
難しいかな、
難しいだろな、
でもやれる気がしてます。
ラポールとして新たな活動を本格的にスタートしたい。
もしかしたらラポールとは別で動く形になるかもしれないけれど
別にそこにはあまりこだわりがないので、
動きやすい形での活動になると思います。
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もしこの記事を読んでいただいて
え?なにすんの?? と興味感じてもらえましたらぜひ声掛けてください。
共感してもらえるなら、いっしょに動きましょう。